焚き火デビューをするのに必要なアイテムは7選!
昔のような焚き火なら、地面で直接枯れ葉や枯れ木を燃やせば良かったので何も道具は必要ありませんでした。
しかし、今どんなキャンプ施設でも直火はNGなことが多く、それなりの装備が必要となります。
初めての人にとっては、ちんぷんかんぷんですよね。
焚き火台とかが必要なのは、テレビ番組やネットの情報でイメージはあるでしょうが、今度はどんな焚き火台がいいのかとなると種類が多すぎてちょっと迷ってしまうでしょう。
そこで、今回は焚き火マナーを守りながら、焚き火を楽しむためのアイテムをご紹介していきましょう。
最低限必要なアイテムを選ぶならズバリこの7つです。
①焚き火台
②防火用シート
③アウトドアチェア
④耐熱手袋
⑤火消し壺
⑥トング
⑦ライター
もちろん、焚き火しながらコーヒーを楽しみたいならそのアイテムが必要ですし、夜に楽しむならランタンなどの装備が必要になってきますが、ここでは純粋に焚き火だけ楽しむものに絞りたいと思います。
それぞれのおすすめ品を嗜好別にセレクトしてご紹介しましょう
私の趣味を押し付けてもいけません。人それぞれ予算があるし、気軽に始めたい人もいれば、もしかしたら最初からブランド品を揃えたいと思っている人もいるでしょう。
そこで、いくつか次のようなタイプに分けてアイテムを紹介していきたいと思います。
●まずは焚き火デビュー用に気軽に始めたい人向けのコスパの良いアイテム
●焚き火の楽しみの一つ、いずれは料理も楽しみたい人むけのアイテム
●いいものを揃えたいからブランドもので揃えたい人向けアイテム
まずはできるだけ安く手軽に始めたい人むけのアイテム
できるだけ安く揃えるなら、本当は「DAISO」のアウトドアコーナーで購入するのが良いのかもしれません。
焚き火用(どちらかというとBBQ用)のグッズ、椅子、トングなど必要なアイテムは全て揃ってもいます。
流石に防火シートや耐熱手袋まではありませんが、それに変わるものは揃えられるでしょう。
おそらく必須アイテム7点揃えても1500円〜2000円もあれば十分でしょう。
でも、私はいくら気軽に始めたいからといって、なんちゃってアイテムで焚き火を始めてほしくないのです。
なぜなら、最初の焚き火でその魅力を知って欲しいから。
安全で、しかも焚き火の魅力の一つ「炎」の美しさを堪能するにはやはりちゃんとした焚き火台を使う方が良いのです。
そこである程度、安全性と機能性をもったアイテムで揃えてみました。
①焚き火台:メッシュタイプ焚き火台 ¥2000.ー税込
ファイアスタンド バーベキューコンロ 折りたたみ焚火台 3分割型 超コンパクト 焚き火ファン 頑丈 24cm収納 収納バッグ付
この焚き火台は私も持っていますが、炎が上から横から下から楽しめて、燃焼性も抜群。しかも分解できて持ち運びが簡単なのがおすすめ理由です。
②防火焚き火台シート ¥764.ー税込
popluxy たき火台シート 防火シート 焚き火台シート 耐火 防炎 芝生保護 バーベキュー用品 キャンプ BBQ等適合 大きいサイズ
③アウトドアチェア ¥2399.ー税込
PECHAM アウトドアチェア キャンプ椅子 折りたたみ より安定 コンパクト 超軽量 ハイキング お釣り 登山 耐荷重150kg 収納袋付属 一年保証
④焚き火用耐熱手袋 ¥999.ー税込
⑤火消し壺・・・市販のものは大きく高価なので金属製の筒で蓋が閉められ密閉できるものをDAISOで探してみてください。
参考はこちら
トングとライターも百均で十分です。大切なのは①〜④までしっかり安全性と機能性が備わったもので揃えることなんです。
焚き火の楽しみの一つ、いずれは料理も楽しみたい人むけのアイテム
焚き火の魅力は炎を楽しむことに加え、その炎を使って料理をすることも今後楽しめたらいいですね。
私は焚き火の炎を楽しむ派なのですが、ここでは料理を前提とした焚き火台を提案しましょう。
①焚き火台 ¥3180.ー税込
焚火台 焚き火台 バーベキューコンロ たきび台 折りたたみ焚火台 焚き火台 コンパクト 軽量 コンパクト BBQコンロ1台多役 1-2人用 60*80cm焚き火シート アウトドア キャンプ用品 携帯便利 火吹き棒と収納袋付き
一人キャンプや焚き火の火付け役のひろしさん推奨の「ピコグリル」と同タイプの別ブランド品です。ピコグリルは少し高価なのですが、ブランドに拘らなければ比較的安価なものが手に入るのです。しかも、これは防火シートと火吹き棒まで付いていてお得ですね。
台の上には「五徳」と言って鍋を置いたりヤカンを置いたりできる棒が付いているので焚き火しながら料理を楽しむには最適な焚き火台だと言えるでしょう。
ちなみに、ピコグリルなら正規品で¥24300.ー税込と何倍もしてしまいます。
②アウトドアチェア ¥2836.ー税込
【Amazon.co.jp 限定】 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドアチェア チェア ロースタイル イージーチェア ブラック UC-1810
この椅子は、焚き火用に特化されていて座り位置が低いのが特徴です。座高が低い分、焚き火だいが近く、焚き火や料理をしやすくなるのです。もちろん折りたためて軽量なので持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。
③耐熱焚き火シートは焚き火台とセットなので省きますね、
④耐熱手袋 ¥1550.ー税込
この手袋の良いところは耐熱は勿論、耐刃でもあること。料理中や薪を斧やナイフで割る作業の時にも手を守ってくれるんです。牛革で柔らかいので作業性も抜群です。
⑤火消し壺 ¥1773.ー税込
BUNDOK(バンドック) チャコール 缶 BD-440 火消し
焚き火をした後に困るのが残りの炭の後片付け。キャンプ場では残り炭の捨て場があるところもありますが、ない所では持ち帰らなければなりません。
水をかけてベトベトの消し炭を持って帰るより、ちゃんとした火消しに入れて帰る方が安心だしきれいですね。
⑥⑦タングとライターは百均で買えるもので十分です。
最初から良いものを揃えたいから高価でも仕方ないと思える人向けアイテム
焚き火の魅力に取り憑かれると、どうしても最後は良いものが欲しくなるもの。だったら最初から良いものを揃えた方が結局はリーズナブルかもしれません。
それに、良いものはやはり使いやすく機能性も抜群なのでより焚き火の楽しさを堪能させてくれるのです。
思い切って揃えてみたい人には次のアウトドアブランドが信頼できお勧めです。
①焚き火台 ¥25781.ー税込
スノーピーク(snow peak) 焚火台Lスターターセット SET-112S ステンレス
やはり究極の焚き火台はスノーピークブランドのこの焚き火台でしょう。私も何台も焚き火台を試した後、この焚き火台にたどり着きました。サイズはS、M、Lとありますが、例え一人でやる場合でもLサイズを最初から買うことをお勧めします。Lサイズは市販の薪のがちょうど収まるサイズで焚き火がしやすく、しかも4人〜6人程度でも楽しむことができるからです。
②焚き火台シート ※スノーピークの①のスターターセットにはベースプレートと言って焚き火台シートの代わりになる専用のプレートが付いているのでシートは不要です。
③アウトドアチェア ¥22718.ー税込
スノーピーク(snow peak) ローチェアショート アイボリー LV-093IV
焚き火台をスノーピークブランドとしたならば、迷わず同ブランドのチェアとするのがコーディネイトというものです。
キャンプ場では、テントと焚き火台と椅子をスノーピークブランドで固めれば、上級者にみられたり、センスがいいなと思われたりするでしょう。
ただ、椅子に関しては、機能性や座り心地を考えて、アウトドア椅子メーカーの一流品にするのもいいかもしれません。
アウトドアをするものなら誰もが憧れるアウトドアイスのブランド「ヘリノックス(Helinox)」。これならスノーピークの焚き火台と双璧をなすアイテムなのでブランドのちぐはぐ感は無くなるでしょう。
¥12400.ー
ヘリノックス(Helinox) チェアワン ブラック ブラック (BK) 1822221 ブラック (BK)
④防火手袋 ¥7040.ー税込
スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ ブラウン UG-023BR
手袋としては高価な価格帯になりますが、やはり焚き火のトップブランド「スノーピーク」のロゴ入りは魅力です。
これは欠かせません。
⑤火消し壺 ¥3580.ー税込
ZEN Camps アッシュキャリー 火消し袋 炭処理袋 炭消し袋 炭袋 防水 Ash Carry キャンプ 炭の完全鎮火促す 耐熱性 難燃性 コンパクト【日本ブランド】(Mサイズ(32 X 29 cm) カラビナ有)
金属製ではなく、袋状になっているのがおしゃれポイント。持ち運びも便利です。なんかちゃんとマナーわかってる人だな!って思われそうです。
⑥トング スノーピークのセット ¥17500.ー
スノーピーク(snow peak) タキビツールセットプロ N017R
スノーピークブランドにこだわって、トングもスノーピークで揃えたいところです。
ただ、かなり高価なので本当に機能性とブランドにこだわる方にしかお勧めしにくいのですが。
⑦ライター
ファイヤースターター ¥2180.ー税込
LAGERFEUER ヘキサ型 ファイヤースターター 六角 フェロセリウム 本革 レザーコード 火打石 ブッシュクラフト サバイバルツール 127mm
ここまでこだわるなら、せっかくの焚き火の着火をライターなんかでやらないで、本格的に火打石(ファイヤースターター)でカッコ良くやってもらいたいものです。コツを覚えたらすぐ着火できる優れものです。火を起こすことから楽しむのが真の焚き火と言えるのです。
【まとめ】これが正解というアイテムは実はありません
焚き火を楽しむのに、このアイテムが一番!というものは実はありません。
その人がこれがいい!と思えたもので焚き火をするのが一番だからです。私は、時と場合に合わせていくつかの焚き火台を持っていて、その日の気分や楽しみ方に合わせたものを選んで焚き火を楽しんでいます。
流石に焚き火台なんてなくていい!とは言えませんが、どれが一番とは言えないのです。
これから先、皆さん一人一人が自分にあったベスト焚き火台に出会えることを祈っています。