焚き火の薪の選び方と燃やし方 焚き火を楽しむための焚き火台と焚き火アイテム

焚き火の薪調達には手袋を絶対準備を!

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焚き火の醍醐味は木を切り出し斧で割って薪を作る瞬間

焚き火の醍醐味の一つは「薪の切り出し」。全国の焚き火愛好家の皆さんなら、この気持ちわかるかと思いますが、焚き火は、薪拾い、薪の切り出し作業から始まって、その作業自体が楽しいものですよね。(でも勝手に人の土地から持ち出すのは犯罪行為ですから絶対にしないでください)ですから、焚き火愛好家は、斧やノコギリといった道具からこだわってしまうわけです。私はまだまだなんちゃって焚き火愛好家なので、そんな道具まで高いお金を出していい道具は揃えませんが、斧は必需品ですね。今回は、私の失敗談を交えて、注意をしておきたいことを書きたいと思います。

焚き火用の薪割りには手袋が必需品!必ず用意すべし。

まだまだ駆け出しの焚き火ニストだった頃、初めて斧を買った日のことです。ホームセンターで購入し、その足で車で5分ぐらいの池のほとりに。そこで、環境保全のために不要な木が伐採され放置されているのを知っていたので早速斧の試し斬りをすることに。直径10cm程度の木がほとんどで焚き火にするには程よい太さだったこともあり本当に油断していました。ブナか何かの木だと思いますが、ノコギリで欲しい薪の長さに切り出して、それを斧で割る作業をし始めたその時、事件は起こりました。

手袋もせずに薪を手で掴み固定しているところに斧を振り下ろした瞬間、薪から斧がずれて人差し指の付け根にあたってしまったのです。まだ振り下ろす場所を探るために軽く振り下ろしただけだったので、ほんの軽くあたっただけだったのですが、何せさっき買ってきたばかりの新品。安物とはいえ新品の切れ味は鋭い。わっ!!!と思った時は既に遅し。指の骨が見えて、血がドバッって出て止まらない止まらない。不思議に痛みはほとんどなし。その瞬間思ったのは「あ〜手袋してたら斧があたって痛かった〜で済んだのにな〜」でした。

当然血の溢れる手に大量にティッシュを当てて、救急病院に。都合の良いことにその現場からこれまた5分程度の所に市民病院があるのです。

斧を買って、指を怪我して、市民病院の緊急外来に着くまで、その間なんと40分。本当に素人の不注意です。斧の怖さを知らないが故の無謀さでした。今なら怖くて素手で斧は扱えません。結局、3針縫うことになりました。幸運にも骨は無事でした。皆さんも必ず切り出し作業の際には手袋を着用してくださいね。今は、私は皮で出来た手袋をしていますが、これは焚き火中もやけど防止に非常に役に立つんです。

タオルで手首を締め付け血止めして救急外来へ

と言うことで、今回はその大切な手袋についてもお話ししましょう

焚き火やキャンプでは、ナイフや斧、金槌やペグと素手では危ないものを使う機会が多い遊びです。そんな遊びで大怪我をしてしまったらもともこうもありません。手袋なんて夏場は暑いし・・・なんて舐めてたら、私のように縫うことになりますよ!

手袋のいいところは、

●もちろん刃物を扱う時に手を切らずに済みます。万が一手に当たったとしても、打身程度で済むのです。

●焚き火では薪を焼べたり炭を片付けたりと熱いものに触る機会が多いです。火傷をせずに済むのは大きいですよ。

●手をいろいろなものから守ってくれます。傷や火傷だけではありません。アウトドアでは毒虫に触る危険や、はぜのようなかぶれの原因になる木も生えています。いろいろなものから手を守ってくれる手袋は絶対に必要なものなのです。

私がお薦めする手袋をいくつかご紹介しますね。

耐熱 手袋 【ログハウスで多数実績】 グローブ 耐熱グローブ レザー TRAN 厚手で柔らかく耐熱性に優れた牛革グローブ キャンプ 作業用 鍋つかみ アウトドア用 オールシーズン対応 (M(縦 約24.5cm×横 約12cm)) 税込920円

【耐熱グローブ】明るい茶色の耐熱グローブは、キャンプ、BBQ、アウトドアなどでケガ防止にもなります 厚手生地のため、細かい作業には不向きですが薪作業、火おこし、などのシーンで大活躍です。虫刺されも防げます。牛革だけど柔らかいので指が動かしやすいのも作業がしやすくてお薦めです。

安価なのも嬉しいですね。

次にお薦めするのは、アウトドアブランドの今先端ファッショントレンドを行っているスノーピークの手袋です。

スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ ブラウン UG-023BR 7,040円(税込)

ダッチオーブン調理時や焚火を扱うためのグローブ
持っていると何かと便利なクローブです。ダッチオーブンの移動や薪をつかんだり火の周囲での作業に役立ちます。

写真のように、ひじ近くまでの長さがあり、腕全体を守ってくれるのも嬉しいですね。そして何よりもさすがスノーピーク。おしゃれではないですか。お値段もそれなりですが、ブランド物大好きな人ならお薦めしたい一品です。

まとめ

いかがでしたか、手袋をしないことの危険性は私の体験談とリアルな写真でお分かり頂けたかと思います。本当に悪いことは言いません。1つは必ず準備しておきましょうね。ご紹介したように手袋は1,000円ぐらいのものから10,000円近くするブランドものまでありますが、自分のアウトドアスタイルに合うものを探し出して、機能性だけではなくてファッションアイテムの一つとして楽しんでみてください。

 

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