焚き火の魅力とマナー

焚き火の魅力と楽しみ方【まとめ】

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焚き火の魅力

~焚き火の炎に癒され、素直な自分を取り戻せる時間を手に入れられる~

焚き火の一番の魅力は「無心」になれること。

炎には1/fゆらぎという不規則性のゆらぎがあり、それを見ているだけで癒される効果があると言われています。

炎をみていると何も考えない無の境地になり、自然とリラックスできストレスから解放されるのです。

疲れきった心身を開放し、炎の揺らぎ、薪が燃える音、煙の香り、虫の声、風の音、炎に照らされたほほに感じる暖かさ、まさに五感全てで焚き火を感じることで無心になれるのでしょう。

二人、三人で焚き火を囲むと、素直になれ、本音で語れてしまうという効果まで出てくるので不思議です。

キャンプで友人と焚き火を囲みながら本音で人生を語ってしまった経験はありませんか?

家族で囲むと一家団欒で、お父さんはお母さんに素直に日頃のお礼を言えてしまうかもしれません。

焚き火は、そんな風に人と人の心をつなげる効果もあるのです。

恋人同士なら、きっと普段恥ずかしくて言えないような愛の言葉も、自然と言えてしまうかもしれませんね。

きざな言い方をすれば、焚き火は愛も信頼も友情も深めてくれる魔法の炎なのです。

~焚き火は人間にだけ許された奇跡のアイテム~

炎を起こせ、そしてそれを楽しめるのは「人」だけ。

人も動物なので火への恐怖心はもっているはず。

でも、他の動物のように火を恐れるだけではなく、敬い、畏怖し、そして求め、そこから恵みを得ることを知っています。
焚き火は人間だけに許された炎からの恵みを得る神聖な行為だと言ってもいいのではないでしょうか。

焚き火の楽しみ方

焚き火は、薪を燃やし何かを料理して楽しむだけのものではありません。

確かに料理も一つの楽しみ方なのですが、もっと奥が深いものなのです。

「焚き火道」があるとまでは言いませんが、その魅力に取りつかれると、その奥深さに驚かされることでしょう。

~焚き火の楽しみ方あれこれ~
●薪の準備を楽しむ
●火を起こすことを楽しむ
●炎を楽しむ
●煙の香りを楽しむ
●燃える音を楽しむ
●料理を楽しむ
楽しみ方は色々ですが、それぞれにこだわっていくのもまた楽しみの一つです。

~昼間の焚き火と夜の焚き火はまた違う楽しみが~

焚き火はなにも夜にだけ楽しむものではありません。

どちらかというと、私は夕方まだ陽があるうちに始めて、夜になるまでの2時間の間焚き火を楽しみます。

それは、明るい中でお炎や煙を楽しみながら、夕日の美しさを愛でるのが好きだから。

そして暗くなったら、暗闇の中で燃えて揺らぐ炎の美しさを楽しみたいからです。
多くの人たちが、昼間の焚き火はBBQの為にだけやっている気がして、もったいないな~と思います。
夜、焚き火の炎を囲んで焚き火を楽しむことは知っているのにね。
純粋に焚き火だけ楽しむ時間をぜひ、昼と夜の両方で作ってみて欲しいものです。

焚き火のルールとマナー

焚き火は、いつ誰がやっても問題ありませんが、どこでやってもよいという訳ではありません。

昭和初期までは、家の庭で枯葉を集めて焚き火をするのが風物詩だったのでしょうが、現代の住宅事情ではそうもいきません。

火事の心配があるため、ほとんどの公園は焚き火禁止。

都市部の河原だって例外ではありません。

現代において、焚き火は様々な法律でがんじがらめに縛られ、楽しむことができなくなってしまいました。

本当に身近なものではなくなってしまったのです。
田舎ならまだ庭や近所の空き地でできる余地はあるでしょうが、都市部では、近隣のキャンプ場にいくしかないのが現実です。

焚き火は、わざわざ遠くまで移動してやる贅沢な遊びになってしまいました。
焚き火ができるキャンプ場でも一定のルールが設けられているのでいくつか代表的なものを紹介しておきましょう。

~焚き火の代表的なルールとマナー~

むやみに焚火をしてはいけないと様々な法律で規制がされています。

キャンプ施設でもそれは例外ではありません。

国内で発生している山火事の多くは、焚き火が原因であることを皆さんは知っていましたか?

むやみに大きな炎を上げたり、火の始末が悪かったり、風が吹いているのに焚き火したりと、本当に情けない話ですが、常識を知らないキャンパーが多くいるのが事実なのです。
そのため、焚き火OKの場所でも一定のルールが設けられています。

●直火での焚き火禁止
土や草の上で直に薪を燃やすのは原則禁止。

必ず焚き火台で燃やすことをルールにしているキャンプ場がほとんどです。

それは、芝生など設営地に生えている草を守るためと、汚い焚き火跡が残らないようにするためです。

また、落ち葉や枯草に延焼して山火事になるのを防ぐためでもあります。


それでも、直火の焚き火を楽しんで欲しいと、直火OKのキャンプ施設もあるので事前に確認しておくとよいでしょう。

焚き火台を使っていても、その下に炭火が落ちて下草を燃やしてしまうこともあります。

ですので、最近は焚き火台のさらにその下に「ファイヤーブランケット」(メーカーにより呼称はまちまち)という防火シートをひくことがマナーになりつつあるようです。

●焚き火を楽しんだ後の炭や灰はきちんと炭壺に入れたり、水をかけてゴミとして処理する。
キャンプ場に焚き火の炭や灰を置きっぱなしはいけません。

これはルールであり、最低限のマナーです。
それでもキャンプ場や河川敷に行くと、直火で焚き火をした燃えカスが残こされたままなのを見かけます。

それはもうわざとやっているとしか思えない悪質なキャンパーですね。

心あるキャンパーは「来た時よりも美しく」を心がけて片付けるものです。
ほとんどのキャンプ場では、炭や灰の捨て場が設けられているので、めんどくさがらず指定の場所に捨てましょう。

●風の強い日は焚き火を控えるか、風よけを準備する。
風が強い中で焚き火をすると、火の粉が飛び、思わぬ延焼を引き起こしてしまいます。

山火事はそんな不注意から起こるのです。

●周囲の自然から勝手に薪を切り出さない

薪も買えば一束700円前後はする時代です。

もったいないからとか、自然から調達するのがかっこいいからなんて勝手な理由でキャンプ場の周囲の山から薪を切り出すのはルール違反です。

たとえ倒木だったとしても、それはだめです。

キャンプ場の管理者が倒木や落ちているものならOKだと言っているのならもちろん問題ないので、キャンプ場のチェックインの際に聞いておくと良いでしょう。

●そばに防火用の水を準備しておく

どんなに気を付けていても、焚き火の火がどこかに飛び火してしまうことがあります。

それを消すための水をあらかじめ用意しておくと安心です。

私はいつも焚き火の際に、写真のようにペットボトルに水を入れて持っていくようにしています。

その他にも、マナーとして、煙があまりにも隣のキャンパーの邪魔になるような燃やし方や、火の粉が舞い上がって危険な燃やし方などもしてはいけません。また、調子に乗って、歌ったり踊ったり騒がしいのも周囲の迷惑になるので控えておいた方が良いでしょう。

みんな自然を楽しみにきているのですから、気を使い合うのはマナーです。

焚き火のマナーとルールが浸透することで、より焚き火が楽しくおしゃれなものに発展してきました。
焚き火のマナーやルールをめんどうだと敬遠する人もいるでしょうが、このマナーとルールが確立されていくことで、結果的に焚き火は初心者でも始めやすく、そして、安心して楽しめるものなってきたのです。

言い過ぎかもしれませんが、華道や香道、スポーツに至るまでマナーとルールがあるからこそ多くの人がその楽しさや魅力を共有できるのだと思います。

焚き火を楽しむ焚き火台、アイテム

直火の焚き火を禁止しているキャンプ施設が殆どのため、当然、焚き火台が必要となってきます。
貸出をしているキャンプ施設もありますが、やはり焚き火台はお気に入りの1台はそろえておきたいところです。
今、空前のキャンプブームの中、本当にたくさんの種類の焚き火台が開発され、世に出ています。

初心者の方には、どれがいいのか本当に迷ってしまいますよね。

私のアドバイスとしては、いきなり高価なブランド焚き火台を購入せず、手ごろな価格の焚き火台を準備してまずは体験してみることです。

そうすれば、もっとこんな風に薪をおけたらいいな、ポットを置ける網があったらいいな、とかいろんな改善点が見えてくるものです。

それをクリアしてくれそうな焚き火台にシフトしていき、最終的に自分のお気に入り「マイ焚き火台」を見つければいいのです。

私の場合、やっぱり最後は「スノーピークの焚き火台」に行きつきましたが、それでも焚き火台それぞれに良い点があるので、ケースバイケースで焚き火台を使い分けています。

●コンパクトに持ち運び気軽に焚き火を楽しみたい時の焚き火台。

●1人で少し本格的な焚き火を楽しみたい時の焚き火台。

●焚き火の炎を色々な角度で楽しみたい時の焚き火台。

~ちょっと知っておこう焚き火台の歴史~

知っていましたか、焚き火台という概念の歴史は浅く、実は1996年にスノーピークが「焚き火台」として売り出したのが初めてだったそうです。

それまで直火での焚き火があたりまえだったのですが、キャンプ場が設営地に植えている芝生を守る必要があったり、山火事などの対策が求められたりする中、地面から炎を離すという発想で焚き火台が誕生したわけです。

●焚き火台の元祖であり、最終形とも言えるスノーピークの焚き火台。


焚き火を気軽に楽しみたい人たちからは、わざわざ焚き火台を準備しないといけないのは面倒だったことでしょうが、結果的に、この焚き火台の浸透が「焚き火」というものをより楽しく、よりおしゃれなものにし発展させていくことになったのです。

焚き火の服装は安全第一

安全に焚き火を楽しむために、服装はとても大切な要素です。

BBQでは炭を使うので、あまり炎の心配はしなくて良いのですが、焚き火は炎や火の粉、煙などに対応する服装が求められます。

焚き火をおしゃれに楽しもうと、お気に入りの服を着て行ったら、火の粉が飛んで穴があいちゃった!なんてよくある事です。
そんな残念な事にならないよう、次のようなポイントを押さえた服装で焚き火を楽しみましょう。

●火の粉が飛んでも大丈夫な服装で

焚き火をする限り、絶対に火の粉は飛んでくるものと覚悟をしてください。

風に乗って飛ぶ場合もありますが、薪が爆ぜて真っ赤な炭が飛んでくる場合も多いのです。


焚き火専用の防火仕様の服もあるのでそれを着用するのが一番ですが、お勧めなのは、もう火の粉で穴が開いてもいい!という服を着ておくことです。

私はそうしていて、もう何か所も穴が開いていますが、逆にそれが焚き火ストの心をくすぐったりするのです。
あと、上着だけでなく、ズボンも同じ注意が必要です。
注意)一番注意しなくてはいけないのは、毛羽だった服は着ない事。

表面フラッシュといって、その毛羽立ちに引火すると一気にその服全体に火が走り、最悪火だるまになる可能性があります。自分自身が気を付けるだけでなく、友人や彼女がそんな服装をしていたら注意してあげてください。

今は焚き火関連グッズが豊富に開発され出回っていて、「焚き火用ウエア」も発売されているのでとことんこだわりたい人は試してみてください。

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●煙の臭いが染み込んでもよい服装で

焚き火をすると、あの独特の煙の臭いが服についてしまいます。

洗えば大抵なくなりますが、やはり焚き火専用の服を準備しておく方がよいでしょう。

●手袋でしっかり手を守りましょう

焚き火で薪をくべる担当の人は、燃えにくい手袋(耐熱グローブ)を準備しましょう。

焚き火専用手袋は革製のものが多いのですが、それほど高価なものではありません。面倒だからと素手でやっていると炭火に触ってしまって、指にやけどを負ってしまいかねません。

●防寒対策はしっかりと

寒い季節、焚き火をするから暖かいだろうという安易な気持ちで防寒対策を怠ると、焚き火をしながら寒い思いをしてしまいます。
火の当たらない背中側が冷えるし、夜になったら気温が下がり、風が出てくることもあります。

私の場合、焚き火が終わっても残り炭が燃え尽きるのを待つことが多く、その時間は炎が出ていないので寒いものです。

その季節季節にあった服装を心がけましょう。

焚き火の薪の選び方

焚き火を楽しむために、薪選びはこだわりたいところです。

薪選びにこだわるというのは「その木の種類(樹種)にこだわる」ということです。

薪は樹種によって、燃え方や燃焼時間、煙の香りと異なります。

焚き火の目的にあった樹種の薪を選ぶことが肝心なのです。
ホームセンターで購入する場合、樹種は選べず、大抵は一種類「スギ」になってしまいがちです。

キャンプ場でも「杉」を置いている場合が多いのですが、山奥のキャンプ場では山で切り出した木を準備しているところもあり、複数の樹種が選べることもあるでしょう。

私は仕事で林道の邪魔な気を伐採する事があるのですが、その伐採したものを薪として利用することがほとんです。

そのため、ナラ、樫、檜、栗、杉、松、など様々な種類の樹種を薪とすることができ、趣味と実益を兼ねられるのは幸運でした。


それでも、「良い香りの煙を出す桜の薪」など珍しい樹種の薪はネット通販で購入することもあります。

ほとんどの方が、山で木を切り出す機会なんてないはずですね。

ネット通販では、珍しい樹種のものを15Kgで2000円~3000円程度で販売していて、手に入りやすくてお薦めです。

【簡単な樹種による焚き火の違い】

違いは大きく分けて2種類です。
●針葉樹の薪→ソフトウッドともよばれるこの樹種は、その名の通リ葉のとがった木で、主にスギや松、モミ、ヒノキが挙げられます。

燃えやすいため最初の火付け用や、キャンプファイヤーのように一気に燃やしたい焚き火に適しています。

●広葉樹の薪→ハードウッドと呼ばれるこの樹種は、葉が広く丸みがあります。主にブナやカシ、シイやナラなどになります。
最初は燃えにくいですが、燃え始めるとじっくり長時間燃え続ける火持ちの良さが特徴です。

サクラの木のように、煙の香りがとてもよい樹種もあります。

長時間焚き火を楽しむなら、最初は針葉樹の薪で火を起こし、そこに広葉樹の薪をいれてじっくりと燃やし火を楽しむのがお薦めです。

炭火もできますので、料理をするにも便利でしょう。

また薪は、なにもオノで割ったような太いものが良いわけではなく、伐採や剪定で出てきた細い枝でもかまいません。
むしろ私は、直径2~5cmの枝をたくさん用意しそれを足し続けていく焚き火が好みです。

これだと、焚き火用に気を切り出すわけではありませんから環境にも良いのです。(燃やすこと自体環境に負荷をかけているじゃないかという意見もあるかもしれませんが)。

焚き火の火の着け方、燃やし方

初心者が最初に苦労するのは、火の起こし方でしょう。

しかし、焚き火で一番楽しく醍醐味なのも、火を起こすまでの時間なのです。

着火の仕方には大きく4つあります。
●ライターやマッチで着火剤を使い火をつける
●ファイヤースチール(メタルマッチ)で火をつける
●火打石で火をつける
●虫眼鏡でひかりを集めて火をつける
他にももっと木と木を擦り合わせるような原始的な方法があります。

労力が大きいためあまりお勧めしませんが、お子さんと一緒に勉強のためにやってみるならよいでしょう。

【燃やすための薪の準備の仕方】

薪を使った火起こしの基本は
麻紐や枯葉、新聞紙→細い枝→直径1cmぐらいの枝→直径3cmぐらいの枝→太い薪
という順番で徐々に火を大きくしていくことです。
初心者が失敗するのは、いきなり新聞紙などを使って太い薪に火をつけようとするからです。

点火するものも、季節にもよりますが枯葉やススキの穂、松ぼっくり等があれば一番いいですね。

【薪を燃やすためのバドニングを楽しもう】

焚き火を始める前に、着火しやすいよう薪を割ったり、フェザースティックを作ったりすることをバドニングといいます。
太い薪を斧でわったり、ナイフで割ったりする訳ですが、この作業はすっきりするし、割れる音がなんとも気持ちよく私の大好きな時間です。

フェザースティック作り。細く削ってい口ことで、点火が楽にできる手法です。

焚き火ストは、焚き火台だけでなく、このバトニング用の斧やナイフにもこだわり、自分好みのギアを揃えるのが楽しみの一つとなっています。
ただ油断してはいけないのは、このバトニングの時間が最も怪我をする可能性の高い時だということです。

手を切るだけでなく、斧に至っては指を落としてしまう恐れもあるのです。

一番楽しく、一番気を付けないといけない作業時間なのです。
ちなみに、私が超初心者の時、初めて斧を買ってうれしくてすぐに薪割に挑戦したのですが、速攻で指に斧があたり、3針縫う大けがをしてしまいました。ホームセンターで斧を買ってからわずか30分の間の出来事でした。
それ以来、このバトニングの際には必ず手袋をしてから作業をするようにしています。

焚き火で作る珈琲と料理

焚き火のもうひとつの楽しみ。それは珈琲を入れて飲むことです。

焚き火でお湯を沸かし、その場で珈琲豆を粉にしてドリップ。
自然に囲まれ、焚き火を楽しみながら飲む淹れたての珈琲は、どんな珈琲専門店よりも美味なのです。
面倒な時は、珈琲スティックで済ましてしまいますが、それでも美味しいのはやはり焚き火だからでしょう。

私にとっての焚き火料理

私は、焚き火ではほぼ料理をするということはありません。

私が愛するのは焚き火であってBBQではないからです。
なによりも大切な焚き火台が焼肉の油まみれになるのが嫌なのです。
どうしても料理をする場合、鍋やフライパン、ダッチオーブンなど焚き火台が汚れない料理を楽しみます。

また、私は焚き火とBBQは全く違うものだと考えていて、BBQはそれ専用のバーベキュー台を用意しています。
焼き肉がしたい時は、その台を使いBBQと割り切って楽しみます。

キャンプ&キャンプ料理

キャンプや焚き火における最大のお楽しみはなんといっても「キャンプ飯」
多くの人が、そのためにキャンプをやっているといってもいいでしょう。
最近は飯盒(はんごう)ではなく、メスティンを使うことが多いようですが、それによりレパートリーも爆発的に増え、キャンプ料理本も数多く出版されているほどです。

大自然の中で作る料理は、どんなものでも3割増しに美味しいものですが、炭火を使うと4割増し5割増しで美味しいのだから止められません。

【キャンプ・焚き火料理に欠かせない料理器具】
・メスティン

・スキレット
・鉄製フライパン
・ダッチオーブン
・クッカー各種
・グリルバスケットクッカー
・ケトル
その中でも、メスティンとスキレットとケトルさえあれば、たいていの料理ができるでしょう。
価格もお手頃のものを求めれば5000円もあれば揃えられます。

 

今は、とてもお得なキャンプ料理器具セットなども販売されているので、最初から高価なものを揃えるのではなく、手軽な価格帯のもので初めて見るのをお薦めします。

こんなクッカーセットでも2400円程度で手に入るのです。私も最初、ほぼこれと同じセットで安価で購入したのですが、丈夫で使いやすいため今でも愛用しています。

キャンプ用調理器具セット。焦げ付き防止の調理器具、調理鍋、やかんが含まれています。メッシュポケット付き。持ち運びも簡単、バックパックに掛けるだけ。春、秋、キャンプ、ハイキング、キャンプ、その他のアウトドアアクティビティに最適

ちなみに、キャンプ料理だからといって、全て焚き火の火を使わないといけない訳ではありません。
キャンプ用ガスコンロも使えばいいのです。

キャプテンスタッグ 一人用鍋セット オーリック 小型 ガスバーナーコンロ・クッカーセットM-6400

直に炭火に充てると、料理器具に煤がついたり吹きこぼれが焦げ付いたりして後片付けが大変です。
ですから、焚き火は焚き火で楽しみ、料理はガスコンロで楽しむというスタイルを私はとっています。

焚き火やキャンプのお薦めスポット

焚き火を気軽に愉しめなくなってきているのはとても残念なことです。

しかし、やはり焚き火が一歩間違えば、重大な火事になる恐れもあり、煙が周囲にとっては不快なものであるのは確かです。
お互い気持ちよく焚き火を楽しむためには、やはりキャンプ場に行くのが一番よいのでしょう。
キャンプ場に行けば、多くの施設で焚き火台の他道具一式のレンタルが可能で、薪も購入することができます。

キャンプ道具でさえ一式レンタルできるので楽ちんキャンプ&焚き火も可能なのです。

※但し、それなりに高いものにつきますが・・・・・・。
そこで、ここでは全国のキャンプ場施設の紹介サイトをご紹介しておきましょう。
ぜひ、このブログで焚き火の事を調べた後に、最寄りのキャンプ場を探してみてください。
「ゆるキャン△」でも出ていましたが、温泉施設が隣接するキャンプ場も多数あるので、楽しみ方も広がるでしょう。
キャンプは自然とそこでの時間を楽しむのが基本ですが、やはり近隣のアクティビティも調べておくとプラスアルファの楽しみ方が加わり沢山の思い出が作れます。

【お薦めのキャンプ場紹介サイト】

■一休com

■マップル

焚き火=キャンプではありません

みなさん、焚き火=キャンプで楽しむもの!というイメージがありませんか?
それはそれで間違いではありませんが、焚き火をする時は何もキャンプをしなければならない訳ではありません。
私の焚き火は90%以上はキャンプではなく、純粋に焚き火だけ楽しみます。

キャンプだと、それなりの準備が必用になりますが、焚き火だけだと軽装備で準備や後片付けが楽で、何よりも気軽に行くことが出来ます。
私の焚き火は、ほぼ焚き火だけ純粋に楽しむものであり、それも2~3時間程度楽しんだら終わりです。
夕方から夜にかけて。昼間のひと時。
焚き火の時間帯はまちまちですが、ちょっと思いついたときに気軽に出かけられるのがいいのです。
※都心の方は遠方のキャンプ場に行かなければ焚き火は楽しめないので、必然的に1泊キャンプでとなるのでしょうが、私のように地方にいると車で数分の所にいくらでも焚き火が可能な場所があり、とても贅沢なことだといつも思います。

■私のメイン焚き火スポット キャンプもできてしかも驚きの無料!(供用トイレ施設あり)

【まとめ】

いかがでしたか。
焚き火といっても、つきつめるといろいろ準備や心構えが必用で、始めるにはハードルが高いな~!って思いませんでしたか?
確かに、基本的な装備と知識は必要ですが、そこをクリアしてしまえばこんなに素晴らしい遊びはありません。
最初からパーフェクトを目指さず、安価なもので揃え、気軽にデイキャンプで焚き火を楽しむところから始めてみてはいかがでしょうか。
最近では、ダイソーのような低価格店でもアウトドアコーナーが出来、とてもリーズナブルな価格で一式そろえることが可能です。
ぜひ、焚き火ストへの第一歩を踏み出してみてください。

■ダイソーのキャンプ&焚き火コーナー

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