もう１ケ月以上も焚き火を楽しんでいません。自宅でのアウトドアごっこもそろそろ限界です。ストレスが溜まるばかりです。そんなギリギリの所で、ようやく緊急事態宣言が解除に。恐る恐るイオンモールなどを覗いてみると、かなりの人出が。日常に戻っていくのは嬉しいことですが、こんなにみんな気を緩めて大丈夫か！パンデミック第二波が心配です。そう思いながら、お店にのこのこ出て来ている自分のことを棚に上げて好き勝手なことを言っています・・・
でも緊急事態宣言が解除になったからプチ焚き火を楽しんでもいいよね
さすがにモール街をウロウロしたり、混み合う飲食店で食事をするまでの気持ちにはなれません。でも一人で近場のアウトドアを楽しむぐらいはいいよねーと自分を甘やかして、自転車の籠に最低限の焚き火道具を乗せて出発です。自転車で10分もしないところに湖があり、湖岸周辺は一人焚き火程度なら可能な場所だらけです。お気に入りの焚き火スポットは車で10分ほどかかるし、まだ閉鎖されたまま。今は近場で我慢です。
湖岸の自生林の残骸がいい薪になります
湖岸は実は薪の宝庫って知っていますか。この数年の大型台風で多くの木がなぎ倒されて、それが伐採され放置されたままのところが沢山あるんです。今日の狙いもそんな場所。だから、自転車の籠には薪は乗せていません。現地調達です。
湖岸の土手に沿って走っているといい場所を見つけました。おそらく釣人の釣りスポットになっているのでしょう。いい感じに湖岸の草むらが踏み倒され、平地が出来ています。それに、伐採された倒木の残りが山になっていて薪もバッチリ手に入ります。
見てください。すぐ横には薪がタダで転がっていて、前は湖だから火事の心配もない。抜群の焚き火スポットです。
キャンプストーブ Linkax アウトドア用 ウッドストーブ 二次燃焼 燃料不要 キャンプ 焚火台 コンパクトステンレスストーブ 収納パック付
本日の相棒の焚き火台は、自転車のカゴに乗る荷物の量制限があったので、コンパクト軽量のソロストーブ。正確にはソロストーブもどき。残念ながら正規品ではなく中国の模倣品です。でも、全然十分楽しめるし、安いから、なんか何の遠慮もなく使いまくれるという感じで気に入っています。模倣品といえど、かなりの燃焼力で、実用的でもある。ある意味、コスパ抜群といえます。しかも超軽量コンパクト。言うことなしです。なんか、私の焚き火台の選定基準は全て、コスパ、軽量コンパクト、機能性、の３つなんですよね。スノーピークの焚き火台とか憧れますが、それはもう少し、焚き火を極めた時のお楽しみにしておこうかなと・・・。あれを買ってしまうと、それ以上の焚き火台が無くなってしまって、最後の楽しみが無くなってしまいます。
最後の締めはいつものコーヒーで
一通り焚き火を楽しんで炭火になったら、いつもの通りスティックコーヒーを入れて飲む楽しみが残っています。燃え盛っている時に鍋を置くと、後で煤を洗いとるのが大変なので、コツは本当に火が出なくなった頃の炭火でお湯を沸かすこと。これだとほとんど煤が付かず後片付けが簡単です。
萩花秋冬、どんな季節でも焚き火で沸かしたお湯で飲むコーヒーは最高です。例えインスタントでもです。宿泊キャンプの時は、コーヒーミルでコーヒー豆を粉にして本格的な珈琲を楽しみますが、私の普段の焚き火スタイルは、薪わりを楽しんで、火起こしを楽しんで、焚き火を楽しんで、最後にコーヒーを楽しんで、賞味１時間程度のプチ焚き火です。これぐらいがちょうど良いのです。気軽に生活の一部に焚き火を取り込むコツですね。気取らない、気張らない、気軽なのがいいんです。
でも、こんな何気ないひとときでさえ、この１ケ月以上過ごせなかったんですよね。本当に普通の日常が実はとても貴重なものだったとつくづく気付かされました。
皆さんも、近場で気軽に焚き火を楽しめるスポットを探してみてはいかがですか。
河川敷など、直火ではなく、焚き火台でなら、結構OKなところが多いですよ。でも、他の人に迷惑にならないように最低限のルールは守ってくださいね。
それでは、また報告します。
最後に、今回の焚き火の様子を動画にしてありますので、そちらもよければどうぞ楽しんでください。