焚き火の薪の選び方と燃やし方 焚き火やキャンプで作る珈琲や料理

間伐材を手に入れてカップヌードルを食べるべし

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私流の焚き火道は、薪は買うべからず。

基本、自然界から調達するのが私流。

かと言って、勝手に人んちの山に入って木を切り出す訳には行かないですよね。それは犯罪です。

それは、森林組合の管理する山の間伐材をいただくのです。

それでも直径10〜15cmのちょうど燃やし頃の杉の木が手に入りますよ。私のお気に入りの薪は、杉の木かな。

薪にする木の種類によって、焚き火のあり方がかなり変わって来るのをご存知ですか。

また、どこかのブログで薪の種類別の楽しみ方はご紹介しますが・・・

主なものを挙げると、

欅(ケヤキ)→昔を思い出すような香りと、焚き火特有のパチパチ音が大きいので一人しみじみ焚き火を楽しむのに向いています。

樫(カシ)→火持ちが良くて燃える音も静かです。自然の虫の鳴き声や星空を楽しみながら過ごすキャンプに向いています。

などがありますが、一般的に薪として楽しまれる木の種類は10種類ぐらいですね。

その中で私は手に入りやすいと言う理由で(笑)、この杉の木を使うことが多いですね。

杉の木は、適度な油分も含み、斧でも割りやすく、これまた適度なパチパチ音がして程よい優等生なんです。

ちなみに私の試した薪でワースト1は「松」。お分かりだと思いますが、松は松ヤニを多く含んでいて、それを燃やすとまるで石油を燃やしているかのような油が燃える独特の黒い煙が出て、匂いも最悪です。

古来より、松明(たいまつ)として戦国武将などが夜の警備の時や移動の時に明かり取りに燃やしているように、非常に強い火力と火の持ちが良いので、

そう言う目的ならいいですが、焚き火を楽しむには向いていませんね。ちなみに、ヤカンとかにもヤニがべったり付くのでキャンプギアをダメにしてしまう悪魔の木とも言えます。ただ、最初の火をつけるときにはいいですよ。松ぼっくりとかでも十分いけます。

話が逸れましたが、タイトルの「間伐材を手に入れて〜」ですが

まずは山の奥深く入っていきます。

別のブログでも写真をUPしましたが、このように鹿も出てくるようなところです。

多分、熊はいないと思うのですが・・・・遭遇したことはないです・・幸にも。

そこで、私は沢山いただくのではなく、1回分か2回分程度の木だけいただきます。

山に感謝しながら、自然の恵みを頂戴する訳です。過たるは及ばざるがごとしです。杉の木だけに(笑)。

ちなみに、間伐されて捨てられている間伐材は適度に乾燥もしているので即薪になるので、ありがたいです。

こんな風に40cmぐらいの長さに切り分け持ち帰ります。

持ち帰ると、早速薪割。焚き火ニストにとっては、燃やす前のお楽しみです。スカッとします。

あっ、革の手袋は必ず着用ですよ。文字どうり痛いめに会いますよ。

薪木を作ったら、焚き火がしたくてうずうず。

夜ではなくて、昼間に焚き火に行くのが私流。そりゃ夜に行った方が火は綺麗だし、映えるし、いいのはわかっていますが、そこは家庭持ちとして晩御飯時に一人行動もできず、昼間に楽しむ訳です。

そして、こそっと台所からカップヌードルとステックコーヒーを1本拝借して、妻に見つからないように出かけます。

私のお気に入りの焚き火台の一つ、メッシュタイプで分解するとコンパクトになるファイヤスタンド。高価なものは買えないので、アマゾンで2000円ぐらいなのでお小遣いで買える程度のもので済ませてます。でも十分楽しめるので、何万も出す必要はないと思います!と言うより、そう自分に言い聞かせてます。そりゃ、同じ焚き火するなら、コールマンとかスノーピークスとかの使った方が気分はいいですよね。ブランドもんの方が・・・

キャンプタレントで活躍している「ひろしです〜♫」のひろしさんが一押しの「ピコグリル」とかいいな〜と思いますが、1万越えなのでなかなかです。

火をつけたら(ここでは省きますが、火をつける儀式も楽しい!もちろんファイヤースターターで火をつけますよ)、しばらくボーと火を見ながら

お湯を沸かしてコーヒータイム。至極の幸せの時間です。

そしていよいよ、カップヌードルの出番。

どうして外で食べるカップヌードルは美味しいんでしょう。

絶対、カップヌードルは外で食べるように開発されてますね。

私は、カップヌードルの中のあの肉の塊が苦手なんで、自宅ではいつも最初に摘み出してしまうんですが、外で食べるときはなぜだか美味しく感じられて

食べられるから不思議です。カップヌードル万歳です。

私流焚き火は1時間程度で撤収です。

私の焚き火の楽しみ方は、1時間程度で燃え尽きる量の薪を取り、1時間程度の焚き火を楽しむ。

決してダラダラしない。だからいつも最低限の装備で、簡単にはじめられて、簡単に撤収できるようにしています。

だから、バーベキューなんてもっての他。邪道です。まあ、男一人でバーベキューもはずいですが。

なんて言っても、バーベキューをすると、焚き火台が油でベトベトになってしまい、汚れてしまいます。嫌です。

焚き火だけなら、最後の灰になるまで燃やし尽くすと、もう何も残らない。灰入れに燃えかすを入れると、そのまま洗わなくても

焚き火台をしまえるのです。・・・・あっ、ちゃんと冷えるのを待たないと酷い目に遭いますが。

以上、ある日の焚き火をご紹介しました。

みなさんそれぞれ、焚き火の楽しみ方をお持ちかと思います。

大勢でやる方がいい方。料理をしながら楽しみたい方。夜一人でパチパチ音を聞きながらお酒を飲みたい方。

いろいろ楽しみ方はありますね。

これから、そんな楽しみ方もご紹介していきますね。

 

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