自然を楽しむ

自然は生命の息吹で溢れています。人もコロナに負けず生きる力を信じよう。

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今日はいい天気で、お休みの日でした。世間は3密禁止と大変なので人混みは避けようと、焚き火用の薪を調達しようといつもの山の中に。

山の中は私一人。だーれもいません。いや鹿がいる。何頭も・・・・・。まあ鹿ですから。鳥インフルなら怖いけど鹿インフルは聞いたことないし、大丈夫でしょう。

4月下旬の山の中は生命力に溢れている

この季節、山に入るといつも感じるのが自然の息吹。マイナスイオンどころか、命そのもののエネルギーが身体に直接入ってくるような感覚を覚えます。ドラゴンボール流に言えば「元気玉」を新緑の木々、山全体からもらっている感じです(笑)。この感じは、神社仏閣の境内にいき、樹齢が100年以上は経っている杉の木に触った時の感覚にも似ているかもしれません。大木に手をあてると木のもつ気(エネルギー)が入ってくるって聞いたことありませんか?

焚き火好きな人は、ぜひ木の持つ「気」の不思議について調べてみてください。木に対しての畏怖の念が生まれますよ。そして焚き火で木を燃やすことの意味が違ってくるかもしれません。木を燃やすということは木の命をいただくということ。命の炎なんです。

炎が天に向かって伸びるのは命が天に向かうから。と少し思ったりします。それぐらい炎は神々しいものですよね。焚き火で炎を見て落ち着くのは、きっと命の儀式だからなのでしょう。

みなさんも、そんなことを思うことはありませんか。なんか、薪を単に、バーベキューの炭を作るためにだけ燃やすのは人間の身勝手な行為のようにも思えます。

私は焚き火の時に、肉を焼いたりはしないです。それは単に肉を焼くと、お気に入りの焚き火台が油で汚れるのがいやだからなんですが・・。だから焼き芋とかはします(笑)。

話が炎に飛んでしまいましたね。山の息吹に話を戻します。

私はいつも間伐材として切り出され、放置してあるものをいただくのですが、その場所は沢があり、水の流れるせせらぎの音、そして山鳥の声、風でそよぐ木々の音。沢山の癒しの音も溢れています。本当に本当に凄いです。

薪を自分で調達することの喜びを知ろう

焚き火好きの皆さんに、提案したいのは、一度、薪を山に入って切り出してみませんか。もちろん、許可がいるところがほとんとですが。

山は所有権があるので難しいかもしれませんが、例えばお勧めは、河川敷の木の茂っているような所。河川敷は県が所有していることがほとんどで、管理維持のためによく木が切られて放置されていたりします。厳密にはそれを持ち帰ってはいけないのかもしれませんが、個人が趣味で少し持ち帰るぐらいは許してくれるでしょう。

それ以外に、河川敷や海岸の流木。これは絶対に怒られません。ゴミと一緒です。流石にこれだと、山や森の息吹に感謝したりは難しいでしょうが、少なくともホームセンターやキャンプ場の売店で薪の束を買うよりはよほど自然を感じられるはずです。

私は、森林組合の管理する山に入り、間伐材として放置してあるのものを少し分けていただくのですが、これらは昨年切り落とされたもの。丁度いい感じで乾燥していてすぐに薪として利用できるのもメリットです。流木も結構乾燥しているものが多いのでお薦めです。海岸線の流木だと、大海原を乗り越えて遠い異国からやってきたものもあるかもしれませんよ。

焚き火しながら、遠い異国に思いを馳せるのもロマンチックですね。

まあ、現実には、今海岸線に行くと、遠い異国というよりも近い異国からのゴミが漂着していて流木を探すのに苦労するぐらいなのでロマンチックな気分は消し飛んでしまうかもしれませんが・・・(笑)。

山や森の木々の生命力を感じることの大切さに気づいて欲しい

焚き火愛好家は、焚き火するぐらいですから自然派というか、自然が好きな人たちばかりだと思います。自然の中で、木々に囲まれて過ごす焚き火時間はなんとも言えない落ち着く時間ですが、自然の息吹を感じる時間でもあるわけです。特に春から初夏にかけての新緑の季節は、木々のエネルギーが満ち溢れていて息苦しいほどです。

自然の生命力を感じることは、実は私たち自分自身の命を感じることに通じます。命を感じ、その生命力を感じるのです。それに気づいて欲しいなと思います。

今、人間社会は病気が蔓延し、かつてないほどの危機に瀕していますが。私たち人間も、私たち自身が持つ生命力を信じて、今この苦しい日々を耐え抜いて、前に進んで行きましょう。必ずその先には幸せな日常が待っているはずですから。

そんな私の思いを、動画にしてみました。今日、山に入り、木洩れ陽をみて、むせかえるような新緑の香りを感じ、励まされているような感覚になった、そんな体験を動画に表現できたらと思ったんです。撮影は、すべて私が薪を取りに行く山で、私の携帯で撮ったものです。3分程度のものですので、ぜひご覧ください。私が感じたことを皆さんも感じてもらえたら嬉しいです。

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